ねこれくと 郷土玩具 招き猫図鑑

「ねこれくと」創設当時から全国招き猫図鑑を作成することを一つの目標としていました。やるからには正面だけでなく、裏面や側面の画像や寸法なども加えて、資料性を持たせたものです。しかし、そのためには膨大な資料が必要になります。また自分自身の主義としてできるだけ制作者ご本人から直接購入と考えて少しずつ招き猫の収集をしてきました。しかしその間に、制作者が亡くなられたり、ご高齢などの諸事情により制作中止(実質的に廃絶)とそれまで簡単に入手できたものが入手不能となり、私にとって幻の招き猫になってしまったものも少なくありません。
したがって招き猫図鑑といっても私の持っている少ない数のコレクションをもとに制作していくので、はなはだ不十分な感はあります。まずは見切り発車で東北地方からスタートしてみます。
郷土玩具の定義自体難しいものであり、多くの郷土玩具が廃絶していく中で新たに生まれてきた郷土玩具も少なくありません。またそのような中には郷土玩具として扱ってよいのかおみやげ品として扱ってよいのか迷うものもあります。観光地では郷土玩具自体おみやげ品として扱われてきたのですから、その境界ははっきりしないものがあります。また神社などの授与品も本来は郷土玩具とは異なりますが、これも境界ははっきりしないものがあります。さらに最近は郷土玩具とはいえないが招き猫を制作する現代作家の方も多く存在します。
この招き猫図鑑では私の判断でおみやげ品、授与品の一部も含め、大量生産品でない個人制作のものを中心に取り扱うことにしました。
北海道
残念ながら北海道には郷土玩具としての招き猫が存在するかどうかはわかりません。もしかすると新しい郷土玩具の作者がどこかで制作している可能性もあります。しかし、北海道はどちらかというと郷土玩具というよりおみやげ品が育ちやすい環境であり、自然の中にクマ、キタキツネ、アザラシをはじめ、ウニや野菜までキャラクターものになってしまうのでなかなか猫が出る幕はなさそうです。
| なし | |
東北
東北地方は古くから土人形の一大産地であり、また数多くの招き猫も存在します。
| 下河原土人形 | 青森県弘前市 |
| 青森人形 | 青森県青森市 (廃絶) 未入手 |
| 八橋土人形 | 秋田県秋田市 (高松家は廃絶 ※1) |
| 中山土人形 | 秋田県横手市 |
| 小坂土人形 | 秋田県 (廃絶) 未入手 |
| 花巻土人形 | 岩手県花巻市 |
| 新附馬牛土人形 | 岩手県遠野市 (※2) |
| 附馬牛土人形 | 岩手県遠野市 |
| 六原張り子 | 岩手県一関市 |
| 相良人形 | 山形県米沢市 |
| 渋江人形 | 山形県山形市旅篭町 (廃絶) |
| 山形張子 | 山形県山形市木の実町 |
| 酒田土人形 | 山形県酒田市 (廃絶) |
| 上山張り子 | 山形県 未入手 |
| 下小菅人形 | 山形県 (廃絶)未入手 |
| 堤人形 | 宮城県仙台市 |
| 仙台張り子 | 宮城県仙台市 |
| 中湯川土人形 | 福島県 |
| すか川土鈴 | 福島県須賀川市 (廃絶)未入手 |
| 久ノ浜張り子 | 福島県いわき市久ノ浜町 (廃絶)未入手 |
| 三春張り子 | 福島県 |
※1 現在、八橋土人形を制作している道川家では招き猫は制作していない
※2 復元されて現在制作されている附馬牛土人形を新附馬牛土人形として区別した。
関東
| 多摩張り子 会田家 |
東京都瑞穂市 |
| 多摩張り子 |
東京都 |
| 多摩張り子 |
東京都 |
| 今戸土人形 | 東京都 |
| 下総玩具 | 千葉県柏市 (廃絶) |
| 光張り子 | 千葉県 (廃絶) |
| 芝原土人形 | 千葉県 |
| 鴻巣練り物 太刀屋 |
埼玉県鴻巣市 (暫定版) |
| 春日部張り子 | 埼玉県春日部市 |
| 砂原張り子 | 埼玉県 (廃絶?・休止?) |
北陸・信越
| 中野土人形 | 長野県中野市 |
| 立ヶ花土人形 | 長野県中野市 |
| 水原人形 | 新潟県 |
東海・中部
| 浜松張り子 | 静岡県浜松市 |
| 瑞浪人形 | 岐阜県瑞浪市 |
近畿
| 石清水八幡宮の簪 | 京都府八幡市 (廃絶) |
中国
| 久米(宮尾)土人形 | 岡山県久米郡久米町宮尾 (廃絶?) |
| 稲畑土人形 | |
| 葛畑土人形 | |
| 中国山地土鈴 | |
四国
九州