加州猫寺 その9    2003年6月29日

 今回は新たに大正時代の授与品の状態のよい写真を入手しましたので掲載します。
 この招き猫は植山利彦氏の所蔵品で2つとも同時に東寺の骨董市で入手したものということです。裏に書かれている購入価格を見ても隔世の感があります。またよくこれだけ状態で残っていたものだと思います。棚などに置いていたらきっと状態がはるかに悪くなっていたはずです。
 小型のものは「加州猫寺を探る その7」で紹介したものと同じです。残念ながら加州猫寺の文字は見あたりませんが、同時に授与されたものである可能性がますます強くなってきました。

 なお、これらの写真は所有者である植山利彦氏に撮影とHP掲載の許可を得ています。