北海道の招き猫13 2009年版

 このシリーズも11シーズン目となる。今年は事情によりいつもの半分程度の日程となったため、道南方面も行けず、苫小牧に到着すると即北上となってしまった。したがって新種確認はおろか、存続確認の多くできなかった。来年以降にまた期待してほしい。まだまだ北海道には隠れた招き猫がいるはずだ。
 函館朝市のおやじ招き猫八雲の「(株)シンオシマ」のフェンスといった常連も今年は確認できていない。道の駅の「もち米の里なよろ」の招き猫」に挨拶に行き、ソフト大福を食べようと思ったが、ここも早朝仮眠するだけで過ぎてしまった。


1 稚内の海運町
 招いていないが何か縁起がよさそう。今までまったく気がつかなかった。標津にも同じ町名があった。

     

 
2 稚内の招き猫その後
 雲母書店はまったく同じ体裁でクラーク書店として新規開店していた。昨年は稚内に行っていないのでいつか開店したかは分からない。つくりが同じような店舗なので同じ経営者かもしれない。残念ながら招き猫はおらず。3年ほど前に閉店した旧松森商店の店舗も貼り付けてあった紙が剥がれ落ちていたが、すでに棚にあった招き猫は姿を消していた。

  
新規開店したが、招き猫はいなかった     すでに何も残っていない 招き猫はどこへ


3 美深「井上食堂」の多摩張り子
 招き猫が盗まれたと言うことで昨年持っていった会田家の多摩張り子はカウンターの上で客を招いていた。
 トロッコ王国にも持っていったが、北海道では入手できる機会も少なく、かなりめずらしい存在と思われる。

   
 おなじみソフトクリームのディスプレー     北海道ではめずらしい多摩張り子


4 オシンコシンの滝の生招き猫「ノラ君」
 すっかり名物猫になり、Wikipediaにも「オシンコシンの滝の猫」で掲載されている。ネコ缶一箱を持って表敬訪問する。昨年は交通事故で災難にあったが、今年もバックしてきた車に轢かれて北見の病院に運ばれたそうだ。すでに10歳を超えている年齢と満身創痍のケガでちょっと歩行も不自由そうだったのが気がかり。食欲だけは衰えずえさ箱に突進していく。

 オシンコシン館  出迎え?のポーズ   優しく扱って!
 こんな所にも   こんな所にも   こんな所にも
 あちこちではたらいています  「ノラ箱」って何だ?
                                          これが仕事です
 迷惑なんだよな・・・

 オシンコシンの滝のアイドル生招き猫は今年も健在だった。今年も2時間ほど遊んで滝を見なかった。

                                              ノラ君ファンクラブのページをオープンしました

 
5 釧路のクリーニング店[ロリエ城山店」のシャッター招き猫

 今年も元気で、健在。ちょうど定休日の水曜に釧路市内にいたので昼間のシャッターを撮影できた。懸案になっていた別店舗だが、北大通り店は残念ながらただの無地シャッターだった。住吉店は城山店のごく近くにあるので別のクリーニング店になっていた。このシャッターはやはりここだけのオリジナルのようだ。

  
 いつもの光景    水曜定休日


6 釧路 サンラビットの招きウサギ
 残念ながら招いているのがネコではなくウサギ。
 釧路市内の桂木町にあるポスフール釧路店向かいにあるパチンコ「サンラビット」(北海道釧路郡釧路町桂5-3)
 以前国道38号線沿いにあった「スターラビット」と同じキャラクターなのでおそらく同じ経営者なのだろう。

 「本日開店 9時46分(くしろ)」とあった。

  サンラビットの招きウサギ  食事処「にんじん亭」

 

7 白糠町の「第17回カミパラ」ポスターのパラ吉
 17回目を迎える今年のカミングパラダイス(通称カミパラ)の今年のテーマは何だろう。パラ吉が中央で招いている。残念ながら9月の開催なので仕事がある限り参加は難しい。しかしここのポスター撮影もすっかり毎年の定番メニューとなってしまった。

     
 こんな感じで店頭に貼ってある      ポスターを拡大する        パラ吉


8 美深町仁宇布、トロッコ王国の招き猫
 井上食堂と同じ会田家の多摩張り子。現在制作されているものでは最も大きい。入り口正面の定位置で今年も客を招きはたらいています。8月下旬で昨年度の2000人増しとか。

 トロッコ王国正面ね

 
 
 今年はこれだけ。今年は北海道24シーズン目にして初めて函館に行きそこなった。八雲町のフェンスが気になる。来年はもう少し余裕の日程で行きたいものだ。