佐山泰弘個展 いろは猫新編 第一章「い~を」 
                                    
                                                                2025年6月8日



 今年も恒例「ねこの引出し」での佐山さんの個展に出かける。ことしはすでに2月に一度同じ会場で開催された。5~6月の時期に開催されるのが例年の「猫の引きだし」での個展になる。

佐山泰弘
『いろは猫編』
 2025.6.6~10 

ねこの引出し
 今回の案内状  
今年も東日本橋での個展がやってきた
両国に近い東日本橋にある
ギャラリー「ねこの引出し」で
毎年開催される
恒例の個展である


いろは猫新編
いろは猫新編は佐山家の飼い猫だったみーちゃんとの記憶が題材となっているようだ
「い」から始まる句とそれにまつわるエピソードなどが添えられている
プレートはもともと掲載する予定ではなかったので猫にピントを合わせたためボケ気味や傾いているものもある
しかし情景をもっとも端的に表していると思われるのであえて切り取って掲載した
『い』

「愛おしき記憶と巡る今も旬」で
多くの題材となった
みーちゃんの記憶をたどる

ヘルメットに乗るミーちゃんは
磁石で付いている
1991年
バイク屋さんで出会った2匹
もらうはずだったもう一匹の猫だが
佐山家にやってきたのは
鼻の横に黒い柄のある猫
 
『ろ』

みーちゃんは段ボール箱に入って
バイク屋さんからバスで
佐山家にやってきた
 
『は』

みーちゃんの鼻の横の黒い模様は
その後の作品のチャームポイントになった
 
『に』

 御猫様の寝姿
 
   
半分欠けて見えている
「い」((右)~「と」(左)まで
『ほ』

「ミルク」通称みーちゃんと
正式に命名されたころ
 
『へ』

白目をむく猫
口や手足がピクピク痙攣
あるある!

 
猫のいちばん無防備な状態
『と』

猫は意外にトイレを覚えるのが早い
小さくてもしっかり砂をかく
 
『ち』

チビ猫でも仕草は大人と同じ
でもやはりかわいい
「ちびっこ香箱」
 
 こちらは「ちびっこかいかい」 
 あくびも「ちびっこいあくび」 
『り』

猫は器用にリサイクルして
遊んでいるのだが
最後は廃棄物になってしまう
 
『ぬ』

今もあるレトロな感じの給湯器
以前住んでいたところにあった
給湯器だとか
 
『る』

この作品だけ陶製だった
 
『を』

佐山家では以前にも
ちーちゃんという猫を
飼っていたらしい鍵
しっぽであったようだ
ということで「尻尾」と「尾っぽ」
 
「ち」(右)から「を」(左)
これは番外編?
「呼んだ?」と「うきうきうき」
「うきうきうき」のボールは
磁石で付いている
今回はここまで


 いろは猫新編の「い~を」。この後五十音は続く。第1回目は「出会い編」ということでみーちゃんとの出会いをいろは猫で再現していた。これからストーリーがどのように展開していくか楽しみである。次回は「わ」から始まる予定?「ゐ」や「ゑ」も入るのだろうか?

   
以前に制作された「宝物」
伊勢でネコレレの個展が
開催されたのは
すでに20年以上前のことだった
これも以前制作された作品
「いっしょに遊ぼ」

バックはバイク屋のイメージだとか
定番作品が並ぶ
これも定番作品になっている
「アクビ コマ送り」
からくりものの中でも
定番となっているこの猫も
初期からかなり進化している
初期は箱も粘土だったので重かった
「待つべし」も定番作品


今回の展示見学も終了した

最近利用しているのは
中学校の裏手にある

コインパーキングだったが今回は満車で
   空いてない
今回も楽しませてもらいました 中央区立日本橋中学校はまだ解体前
会場の「猫の引きだし」までは
左折1回だけのすぐ近くだった
今回は柳橋通りに駐めた 会場はこの先を左折してすぐ
  百段階段の招待券をもらってきた
あと1週間ほどの会期だったが
もう一度見落としを確認してこようか
 


 ということで今回の個展は終わった。次回は「えさ待ち1号一家」のからくりものはあと少しということで次回を楽しみにしよう。