=^・^=自性院へ福豆をもらいに行く     2001年2月3日
 最近自性院の節分ともご無沙汰していましたが、ちょうど今年は土曜日と行きやすい曜日に当たっており、それでは久しぶりに行くかと思っていました。実は節分の日の猫地蔵御開帳には行ったことがあるのですが、昼間に行われる節分会には参加したことがなかったのです。『ねこまくらぶ』の「ねこま掲示板」にも自性院に関する問い合わせが載っており、けっこう招き猫ファンも関心を持っていそうです。
 さて2月3日は土曜日といっても出勤で、仕事がまだ残ってはいましたが午後1時過ぎには職場を出発。現地に着くと2時を過ぎており、ちょうど七福神の行列が町内を巡っているところでした。門前の入り口にはかなり年季の入った案内が立っています(写真左下)。その脇には有名な石造りの大招き猫が迎えてくれます。この猫を最初に見かけたのは学生時代に家庭教師に向かう途中、バスの中から見かけたのが最初です。一時耳のピンク色など全体的にかなりどぎつい色彩だったのですが、すっかり色合いは落ち着いてきました。いつも前からばかり見ていたので後ろにまわってみるとかわいい尻尾をしています。
 戻ってくるまで少し時間がありそうなので、お堂で待つことにしました。
 

        
     
左上  門前入り口

上中央  ご存じ大招き猫

上右  初公開?後姿

下左  狐もいます(豊川稲荷)

下中央 門前の猫地蔵尊の碑。節分会の寄進者名を掲示する木枠がちょっと邪魔 

 境内は普段の静けさとは全く異なり、大勢の人で埋め尽くされています。やがて七福神行列が戻ってきました。先頭はなぜか手作りの招き猫纏です。纏の上の招き猫は一般的な常滑タイプの猫ですがなかなか年季が入っているようで、なぜか背中に花を背負っています。
 左下の写真で集まった人たちのバックにある大きな住宅のような建物がお堂です。以前はこの位置に猫地蔵堂があったのですが、本堂とともに新築されていました。この四・五年の間に相次いで立て直されたと言うことですので以前の建物しか知らない=^・^=はずいぶんご無沙汰していたのです。
 このお堂の中では護摩も焚かれるので来年あたり別の場所に猫地蔵堂を造るそうです。(猫地蔵解説員談・・・たぶん檀家の方)
 さて講堂内では先の七福神や子供達、年男女を前に護摩を焚きながらご祈祷が終わり、いよいよ参拝客お待ちかねの豆まきです。大人は講堂前、子供達は本堂(右下写真の奥の建物)で福豆がまかれます。みんな福豆やミカンを手に入れようと必死です。=^・^=は端の方で写真を撮っていたので福豆を1つ手に入れただけでした。
 ところで未確認ですがどうも1時の節分会開始のころには招き猫関係の記念品が配布されたようです。これを目当てに来ている人もいるようです。すべてなくなってしまったので撒豆式(豆まき)の後であらたに自性院の銘入りの達磨みくじが配られました。 

    
 
 普段は静かだが今日はこのとおり   七福神行列の先頭の招き猫纏   住職・七福神・年男女による豆まき

 ところで猫地蔵ですが、新しいお堂内で少し高くなった床の間のようなところに阿弥陀様?と一緒に供養された猫地蔵と招き猫達が置かれています。供養されている招き猫には梵字が書かれていることから自性院で出された物と思われます。向かって左の棚の一番下には落語家の柳家小さんが奉納した招き猫も鎮座しています。うかつにも写真を撮り忘れたのでホームページ上に載せたものは他の画像の拡大処理したものです。

             
左上
  お堂の中の招き猫達

上中央
 向かって右側の棚

右上
 植え込みの立派な髭の招き猫


 左上の写真の左下の部分の拡大。一番下の棚にある大きな古い招き猫は噺家の柳家小さんの奉納品       
 

 自性院の猫地蔵は2体あります。1体は猫に縁のある寺のきっかけとなった太田道灌によって奉納されたものでみんなの願掛けでなでられたため顔はつるつるで何もなくなってしまっています。もう1体は江戸時代に奉納されたいわゆる猫面地蔵です。こちらは猫特有の顔つきがはっきり残っています。どちらも見たところ日本の火山に多い安山岩で造られていると思われます。

   左  猫地蔵 
 太田道灌奉納と伝えられる 

右 猫面地蔵
 江戸時代に鮨屋が奉納した猫面地蔵

 自性院では祈祷済みの招き猫を分けてもらえます。供養されている猫を見ると似てはいますが年とともにいろいろなタイプがあるようです。高さは12cmほどで右手上げ(千万両の小判持ち)と左手上げ(百万両の小判持ち)の2種類がありどちらも表に梵字が一文字、裏には自性院と書かれています(寺で書いているので強くこすると消えるおそれあり)。
 今年はなかったようなのですが、鋳物製の右手・左手上げの招き猫は人気者のようで来年は用意したいと販売していた檀家さんの話でした。右下はたしか10年以上前に初めて自性院に行ったとき(節分を過ぎていた)いただいたものです。招き猫の大きさは13mmほどです。 

   
 授与品の招き猫   招き猫裏面   かなり前にもらった鋳物の招き猫

 あれだけ人であふれていた境内も午後3時を過ぎるとすっかり落ち着いた雰囲気になりました。招き猫を手に入れるには早い時間の方がよいのですが、落ち着いて参拝するなら少し遅い時間帯がよさそう。
 来年の節分は日曜日。午後1時前には西落合近辺ををウロウロする=^・^=がいると見た。


おまけ
 たしか平成4年の年明けとともに自性院に初詣に行ったとき、河村目呂二がなべぶたの裏に残した猫絵と「猫こ猫こと笑うかどには福来たる」の文字が入った手ぬぐいをもらいました。今でももらえるのでしょうか。(いずれ写真を載せたいと思います)